「奥の細道」から着想され、日本と西洋を見事に融合させた名曲、「芭蕉の奥の細道による気紛れなパラフレーズ」。スタインウェイ・アーティスト、浦山純子が自らライフワークに掲げる本作を、作曲者・柏木俊夫氏生誕100年の今年、満を持してリリース!
「VOYAGE ヴォヤージュ」

柏木俊夫:
「芭蕉の奥の細道による気紛れなパラフレーズ」

1.「草の戸も住み替はる代ぞ雛の家」
2.「行く春や鳥啼き魚の目は涙」
3.「入りかかる日も絲遊の名残かな」
4.「あらたふと青葉若葉の日の光」 
5.「野を横に馬ひきむけよほととぎす」 
6.「落ち来るや高久の宿のほととぎす」 
7.「卯の花をかざしに関の晴着かな」
8.「風流のはじめや奥の田植えうた」 
9.「笈(おい)も太刀も五月にかざれ紙幟」
10.「夏草やつはものどもが夢の跡」
11.「五月雨の降りのこしてや光堂」
12.「閑さや岩に沁み入る蝉の声」
13.「五月雨をあつめて早し最上川」
14.「暑き日を海に入れたり最上川」 
15.「終宵秋風聞くや裏の山」 
16.「散る柳あるじも我も鐘を聞く」
17.「荒海や佐渡に横たふ天の河」